第140話 次女、懐妊です


 サラ・レオンの夫婦部屋の中。
 サラがトイレに駆け込み、滝のように嘔吐する。

「オロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロっっっ!!」

「――サ、サラァァァァァァァ!!?」

 と、突然のことに声を裏返したカレンとレオン。
 慌ててトイレのドアを開けた。

「ちょ、ちょっとどうしたのよサラ!?」

「大丈夫!?」

 と、レオンがサラの背を擦る。

「わざわざコメディにゲ○ったんだから笑ってくれない?」

「あははははは」

 と笑い声をあげるカレンとレオン。
 しかしながらその表情は真顔である。
 あまりのことに笑えない。

「急に吐くなんてっ…!」と、困惑するカレン。「ハーフだから人間と違って、食べすぎ飲みすぎで吐くなんてこと滅多にないでしょうしっ……!」

「もしかして…!」と、レオンが声を高くする。「悪阻(つわり)っ……!?」

「え?」と、一瞬きょとんとしたサラ。「…あっ…、えっ…? …ああっ!」

 と突然声をあげた。

「流刑に行く前、森ん中で生で一発やった!」

「森の中でって、何してんのよ…」カレン、赤面。「それって約10日前よね? いくらなんでも悪阻は早すぎるわよ」

「いや、人間とは違うから」と、レオン。「人間同士の子は10ヶ月で産まれ、猫モンスター同士の子は2ヶ月で産まれる。人間と猫モンスターのハーフは5ヶ月で産まれ、そしてハーフと猫モンスターの間の子は3ヶ月半ほどで産まれるんだ。人間と違ってお腹の中で成長が早い分、悪阻も人間より早く来るんだよ」

「そっ、それじゃあっ…! サラはっ…サラはっ……!」と目を見開いていくカレン。「にっ、妊娠っ…! ですの!?」

「――えっ!?」

 と、声をあげたのは部屋の前を通りかかったシュウである。
 転びそうな勢いで部屋の中に突っ込んでくる。

「にっ、妊娠!? カレン妊娠したのか!?」

「あたくしじゃなくて、サラよシュウ!」

「サっ、サラっ!?」と、声を裏返したシュウが、トイレへと駆けて来て中を覗き込む。「サラおまえ、妊娠したのか!?」

「…っ……!!」俯き、肩を震わせているサラ。「レ…、レオ兄っ…! カレン、兄貴っ…! アタシ、こ、子供産むのっ……?」

 サラの様子を見たシュウとカレン、レオン。
 狼狽したように言う。

「大丈夫だよ、サラ…! お産のとき、僕が立ち会うから……!」

「そうよ、サラ! 初めての出産は怖いかもしれないけれど、レオンさんが傍に居てくれるなら大丈夫よ…!」

「そうだぜ、サラ! レオ兄がいるなら心強いだろ!?」

 顔をあげたサラ。
 次の瞬間、

「あーーーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」

 大爆笑した。

「なっ…!?」

 とシュウとカレン、レオンがぎょっとする目の前。
 サラの笑い声が続く。

「親父は祖父さん、兄貴は伯父さんデビューーーっ!! あーーーっはっはっはっはっはっ!! 楽しすぎるぅぅぅううぅぅぅううぅぅぅうぅぅぅうっ!!」

「ちょ、サラ、おま……」シュウの顔が引きつる。「怖くて震えてたんじゃねえのかよ!?」

「怖い? 出産が? ないない」と、手をぱたぱたと振ったサラ。「レオ兄の子供産めるなんて、幸せ以外の何ものでもないよ。それにアタシはハーフなんだし、人間みたいに出産苦労しないよ。あっさり出てくるって、きっとね♪」

 そして再び響くサラの笑い声。
 レオンが苦笑しながら言う。

「え、ええとぉ…、とにかく本当に妊娠してるのか、明日病院に行って確認してみよう」

 そういうことになった。
 
 
 
 
 翌日、夕方。
 7月になった。

 去年まではシュウたち家族や仲間の誰の誕生日でもない月だったが、今年からはミヅキの誕生日が入っている。

 というわけで、シュウ宅のリビングで只今ミヅキ18歳の誕生日パーティー中。
 いつもの一同が集まっている。

 それを見ながら、サラが言う。

「ちょうど良かったなあ」

「そうね、ちょうど良かったのですわ。皆さんにまとめてお知らせできるもの」

 とカレン。
 同意し、うんうんと頷くシュウとレオン。

 首をかしげるシュウとカレン、サラ、レオン以外の一同。
 キラ、リュウと訊く。

「何の知らせだ?」

「サラ、おまえ今日まったくビール飲んでねーんじゃねえ? どうした、具合悪いのか? 何か顔も赤い気ぃするし」

 とサラの返事を訊く前に、サラに治癒魔法を掛けまくるリュウ。

「いやまあ、具合良くはないんだけどさ。アルコールはしばらく飲まない方がいいし。てか、治癒魔法でも治るものじゃないっていうか」

 というサラの言葉を聞いて、嫌な予感を感じたリュウ。

(む、むかーしキラからそんな言葉を聞いたことがあった気が…。た、たしか三つ子を妊娠したときに珍しく悪阻がひどくて……!!)

 強張ったリュウの顔を見たサラが、あはは、と笑う。

「気付いたみたいだね、親父♪」

「サ、サ、サ、サラっ…!? ち、ち、ち、父上の予感は当たってたりすんのかな……!?」

「えーと、親父?」と、苦笑しながらシュウが口を挟んだ。「その様子見る限り当たってる……」

「…っ……!?」

 ギギギっとロボットの動きでレオンに顔を向けたリュウ。
 レオンがごくりと唾を飲み込み、口を開いた。

「お……お孫さんですよ、お義父さん」

「――!!?」

 嫌な予感が的中したリュウ。
 その左手に持っていたウィスキーの入ったグラスがぽろっと落ち、

 ガシャンっ…

 と、ソファー脇の床の上で破砕。
 その後、リビング内は大騒ぎに。

「おおおっ!! 妊娠したのか、サラ!?」

「うん、ママ。カレンんとこの葉月病院で調べてもらったから間違いないよ」

「よって」と、シュウが苦笑する。「オレは伯父さんに…」

 との言葉を聞いた瞬間、

 ガシャンっ…

 とリュウに続いてビールの入ったグラスを床に落としたのはミラ。

「あ、あれ、ちょっと待ってサラ? ハ、ハーフと純猫モンスターの子は3ヶ月半で産まれるのよね?」

「うん」

「それで、さ、最後にあった生理の初日が妊娠0週0日とされるのよね?」

「そそ。だからあと約2ヵ月半もすれば産まれるよー」

「ってことは私、あとたった2ヵ月半で、お、おおお、おばっ…伯母さん!?」

「そういうことー」と、笑うサラ。「おめでとう、お姉ちゃん♪」

「いっ、嫌ああぁぁあああぁぁぁぁああぁぁぁああぁぁあっ!!」

 と絶叫するミラ。
 リン・ラン、ユナ、レナ、マナの順に続く。

「ということは、わ、わわわ、わたしたちもオバサンですかなのだああぁぁああぁぁぁあぁぁぁああぁぁあ!?」

「えええ!? あたしたちもうオバサンなのぉぉおぉぉぉおお!?」

「ちょっ、まだ14なのにぃぃぃぃいいぃぃぃいいぃぃぃいいぃぃいっ!!」

「みんなジュリよりマシだよ…」

 とのマナの言葉に、ジュリに顔を向けた一同。

(た、たしかに……)

 納得。
 きょとんとして首をかしげているジュリは、5歳にて叔父デビューである。

「ジュリちゃん、なんて不憫なっ…!」

 と、リーナ。
 ジュリを見ながら瞳を潤ませたあと、にやにやとしながらリュウに顔を向けた。

「おめでとう、リュウ兄ちゃん」

「……」

 あまりの衝撃に、グラスを手に持った態勢のまま硬直しているリュウ。
 隣に座っているキラが、あはは、と笑って言った。

「私たち、ジージとバーバだなリュウ♪」

 次の瞬間、立ち上がったリュウ。
 頭を抱えて絶叫した。

「ぐああぁぁあああぁぁぁああぁぁああああああぁぁぁああぁぁぁあああぁぁぁああぁぁあっ!!」

「だ、断末魔みたいな声出すなやリュウ」

「だってよ、リンク!? 祖父さんて何だよ、祖父さんて!? じぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいさん、てええぇぇぇええぇぇぇぇえぇぇぇぇえぇぇぇええぇぇええっ!!」

「お、落ち着きや…」

「落ち着けねえ! 俺はまだ30代なんだぜ!? しかもシュウの兄貴に見られるほどピチピチなんだぜ!?」

「ピ、ピチピチいうなや。子より孫いうし、ええやんか」

「良くねえ!! ああもう、ちくしょう!! 俺の可愛い娘相手に生で楽しみやがって!! こっの…」と、レオンの胸倉を掴んだリュウ。「バカヤロウがああああぁぁぁああぁぁぁああぁぁぁぁぁああぁぁぁああぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁああぁぁぁあぁぁああ!!」

 バキィっ!!

 と、レオンを殴り飛ばした。

 ガシャーーーンっ!!

 とリビングの窓を突き破ったレオン。
 外へと飛ばされながら絶叫した。

「お義父さん、お許しをおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーー…………」

 と、だんだんと小さくなっていったレオンの声。
 飛んで行った方向からすると、きっと葉月町の脇を通り越して海に辿り着くことだろう。

「レっ、レオ兄ぃぃぃいいいぃぃぃいぃぃぃぃいいぃぃぃっ!!」

 と慌てて後を追いかけていこうとしたサラの腕を、リュウが引っ掴む。

「こら、妊婦はおとなしくしてろ! 流産したらどうすんだ!」

 と再びソファーに座らせられ、サラが眉を寄せる。

「ちょっと親父。アタシの妊娠、賛成なの? 反対なの? どっちなの!?」

「出来ちまったものは仕方ねえから産め……」

 との言葉を聞いて、サラの顔が明るくなった。

「はーい。ありがと、お祖父ちゃん♪」

「……………………」

 ソファーに腰掛け、深ーく溜め息を吐くリュウ。

(い、一気に老けたように見える…)

 と、シュウが苦笑してしまう傍ら。
 サラがキラを見て訊く。

「ねえ、ママ? 初めてのお産のとき、大変だった?」

「大変だったぞー」と言ったのはミーナだ。「リュウは仕事だったから、わたしが立ち会ったのだが」

「へえ、そうだったのか」と、シュウ。「モンスターの母さんでも大変だったの、やっぱ」

「ああもう、大変だったぞ……」

 と、キラ。
 シュウの出産のときを思い出しながら、語り始めた――。
 
 
 
 ――そう、あれは約18年前のことだ。

 当時、私とリュウはまだマンションに住んでいたのだが。
 シュウの出産予定日が近くなると、ミーナが寝泊りしていた。
 万が一陣痛が起きた場合、すぐに葉月病院に私を連れて行けるようにな。

 しかし、その陣痛の判断が難しくてな。

「ほ、ほおお」

「どうした、ミーナ? 雑誌の出産のとこなんて読んで」

「陣痛って、人によってはものすごーく痛いらしいぞ、キラ」

「ほう」

 昼下がりのリビングのソファーで、私とミーナがそんな会話をしていたときのことだ。
 突然パンツが濡れたものだから、私は驚いて立ち上がったのだ。

「ぬ!? 何故パンツが濡れるのだっ…!」

「おおーっ。スカートまで濡れてるぞキラ」

「な、何故なのだ…! スケベなことなんか考えていないのにっ……!!」

「? スケベなこと考えるとパンツが――」

「ゴ、ゴホン! な、なんでもないぞミーナ。しかし、本当に何故いきなり……」

「…だ…大丈夫だぞ、キラ」

「ん? 何がだ、ミーナ?」

「21歳でお漏らししたこと、誰にも言わないぞ……」

「!? ち、違うのだミーナ! わ、私はお漏らしなどしておらぬっ!」

「ほう、お漏らしではないのか。そういえば、しっこの臭いしないな」

「うむ。それに無色だぞ」

 なんて話しているときに、賢く鋭い私はハッとしたのだ。
 予定日にはまだ少し早かったが、これはお産の予兆であるアレだ…! とな。

 これは重大発表だと思い、私はすぐに長月島まで行って仕事をしていたリュウに電話を掛けたのだ。

  「おう、俺の可愛い黒猫か?」

「ふふふ、そうだぞ私の愛する主」

「機嫌良さそうだな」

「うむ、聞いてくれ!」

「どうし――」

「破産したぞ♪」

「――はっ!?」

「ド派手にな♪」

「ちょ、待っ……!! おまえ何買ったの!?」

「何買った? 午前中にビール買ったぞ」

「何億本!?」

「へ? 6缶セットを2つしか買ってないぞ?」

「あとは!? 何買ったんだ!?」

「何も?」

「……。…も、もしかしておまえ間違ってねーか?」

「む?」

「破産じゃねーんじゃ……」

「何を言っている、ちゃんと破産したのだ」

「おまえの言うその破産を詳しく説明してみろ」

「リビングでミーナと話していたらな、パンツが濡れたのだ」

「え、何。俺との子作り話してたのか? バカおまえ、話したい気持ちは分かるがミーナにはちと早――」

「ち、違うっ! そんな話などまったくしていないのに、パンツが濡れたのだ」

「は…?」

「こう、ド派手にドバーーーっとな♪」

「ドバーーーっと…?」

「うむ! 子宮からな♪」

「!!? バっ…バカ!! 『破産』じゃなくて『破水』だ!! のん気に電話してねーで病院行けえええええええええええ!!」

 というわけで、私とミーナは葉月病院に向かったぞ。
 手にはグレル師匠が「お産のときに聴け」と言って私にくれたCDを持ってな。

 そして病院に着いて驚いたぞ。
 どうやら陣痛はとうの昔に始まっていて、しかも、もう産まれる準備万端状態だったらしいのだ。
 だから私はすぐに分娩室に運ばれたわけだが。

 そこで待っていた助産師は院長――つまり、カレンの祖父さんであった。
 まあ、私のお産のときは毎回だけどな。

 そして持って行ったCDを掛けてもらったら、ロッ○ーのテーマが分娩室の中に流れ始め。
 立会いのミーナと共に何だかやたらと気合が入ってしまう中、私の初産が開始したのだ。

 そう、大変な。

 何が大変だったかってな、

「いきんで下さい、キラさん! 一か月分の大便を出す感じで!」

 と院長が言うものだから、私はいきんだのだ。

「ふんっ!!」

 と、言われた通り一か月分のウン○を出す勢いでな。
 そしたら次の瞬間、

 スポォォォォォォンっ!!

 とシュウが院長目掛けて発射したのだ。
 まぁーったく、母上は驚いたぞシュウ。

 おまえときたら、ヘソの緒ぶっ千切って頭から突進し、

 ドゴォっ!!

 と院長の腹に突っ込んで3mほど飛んで行き、そして、

 バァンっ!!

 と院長を壁に激突させて脳震盪を起こさせたのだぞ?

 院長に申し訳なくて済まなかったぞ、母上は。
 しかも聞けば前代未聞だというではないか。
 元気があることは良いことではあるが、母上はとーっても恥ずかしかったのだからな!

 ああー、大変だった……。
 
 
 
 ――と、最後に深い溜め息を吐いて語り終わったキラ。
 呆れたような目でシュウを見つめる。

 一方、シュウの顔はぴくぴくと引きつってしまう。

「母さん、アンタ(みたいな超天然バカは)お願いだから過去を一人称で語らねえでくれねえかな…!? 突っ込みたくても突っ込めないんすけどね……!?」

「シュウのお産の後からだぞ」と、キラの話は続く。「私のお産のとき、院長が警戒して離れるのようになったのは」

「うむ。シュウ以降、院長は3m離れてキラの助産するようになったな」

 と、ミーナ。
 頷いて続けるキラ。

「兄が兄なら、その弟妹も弟妹でな」と、また溜め息。「ミラも院長目掛けてスポォォォォンっ! 同様にサラもスポォォォォンっ! ジュリもスポォォォォンっ!」

 意味が分かっていないジュリの傍ら、引きつるミラとサラの顔。

「双子はスポポォォォォォンっ!!」

 続いて引きつるリン・ランの顔。

「三つ子に至っては、スポポポォォォォォォンっ!!!」

 さらに続いて引きつるユナ・マナ・レナの顔。

「まったく機関銃か。三つ子までは院長が受け止められなかった分をリュウやミーナが受け止めていたが、いつか7つ子、8つ子…10つ子が出来たらどうしようと、母上はハラハラしていたぞ。スポポポポポポポポポポォォォォォォォォォォォォォォンっ!!!! なんて連発したら、誰が受け止めるのかって話になるだろう? まったく私の子供たちは手が掛かる……」

 と、また深ーい溜め息を吐いたキラ。

 それを見て、顔が引きつって、引きつって、引きつりまくるシュウとその妹たち。
 これが産んでくれた母じゃなかったらハッキリ言って、

(ど、どつきたい……!!)

 そんなシュウたちに代わってどついたのはリンクである。

「何言ってんねん、おまえ」

 ドスっ

 と、キラの額にチョップ。

 そして、

「何すんだ、てめえ」

 ビシィッ!!

 すかさず返ってきたリュウのブッチャー。

「――ぎっ、ぎゃあぁあぁあっ!! めっ、目があぁぁあああぁぁあっ!!」

「わああっ! リンクさあああんっ!」

 とシュウが慌ててリンクに治癒魔法を掛ける傍ら。
 キラがサラを見た。

「というわけで、お産というものは大変なのだぞサラ? 特に初産のときはな。おまえも充分、気をつけ――」

「間違いなく大丈夫だから安心して」

 と早口でキラの言葉を遮ったサラ。

(ママと違ってアタシはハーフだけど、難産ってことはなさそうだな)

 まだ膨らんでいない腹を擦る。

(アタシもついに、親になるんだ。ママになるんだ…)

 そう思うと、じーんと込み上げてくるものがあった。

「サラ」と、リュウが呼んだ。「母親として、しっかりな」

「うん」

 リュウの顔を見て微笑んだサラ。
 また腹部に目を落として、手で擦った。

(どんな子が産まれてくるのかなあ…)

 そんな疑問の答えは約2ヵ月半後には分かる。
 
 
 
 
次の話へ
前の話へ

目次へ
感想掲示板へ
小説トップへ
HOMEへ
inserted by FC2 system